内容説明
生物画家・牧野四子吉(一九〇〇‐一九八七)は、おどろくべき観察眼と繊細な筆致によって数々の生物画を生み出してきました。牧野は生涯のうち、生物図鑑、百科事典、教科書や専門書など五〇〇冊を超える書籍の挿絵を描いたといわれています。本書は、哺乳類、鳥類、昆虫類・クモ類、両生類・爬虫類、魚類・水生生物に加え、『広辞苑』『ジャポニカ大日本百科』『ファーブル昆虫記』に寄せられた図版を収録。生きものをみつめる畏敬の念と温かなまなざしに満ちた生物画からは写真やCGとは異なる、生命への賛歌を感じ取ることができます。
目次
哺乳類
鳥類
昆虫類・クモ類
両生類・爬虫類
魚類・水生生物
太古の動物
広辞苑
ジャポニカ大日本百科事典・ファーブル昆虫記
牧野四子吉のスケッチ