仏像巡礼―湖北の名宝を訪ねて

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  • サイズ A5判/ページ数 239p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784861522796
  • NDC分類 718.087
  • Cコード C0072

出版社内容情報


―滋賀県湖北地方の美しい観音様たち。国宝、重要文化財を多数含む145余体を収録。―

滋賀県琵琶湖湖北部の長閑な田園地帯に、ひっそりと祀られている仏さま。
やさしい眼差し、神秘の表情を湛えたその姿は、国宝級の優れた名品もあれば、素朴な地方造りもあり、
「観音の里」として全国から愛好者が訪れるなど、いまもなお人々の心を惹きつけて止みません。

本編に収録された仏たちは、長年に亘り、信仰の対象として集落の人々の手により代々大切に護り継がれてきました。
本書では、十一面観音像を中心に41寺を訪ね、珠玉の名宝を余すところなく紹介。
モノクロームによる迫真の145点余を掲載しています。

○十一面観音、十一面千手、薬師如来、阿弥陀如来など○重要文化財指定の仏像含む145体を収録
○高月町、木之本町を中心に琵琶湖北部一帯の社寺・仏閣を網羅
○向源寺(渡岸寺観音堂)、舎那院、長浜総持寺、浄信寺、
○瓜生日吉神社、神照寺、鶏足寺、知善院、和蔵堂、石道寺…など
○巻末には掲載寺院、アクセス情報を掲載

目次

聖観音菩薩立像 南郷観音堂
宝冠釈迦如来坐像 大円寺
胎蔵界大日如来坐像 向源寺(渡岸寺観音堂)
十一面千手観音菩薩立像 総持寺
不動明王立像 鶏足寺
伝教大師坐像 朝日観音寺
愛染明王坐像 舎那院
聖観音菩薩立像 総持寺
釈迦如来坐像(三世仏) 養浩庵
弥勒如来坐像(三世仏) 養浩庵〔ほか〕

著者等紹介

駒澤〓道[コマザワタンドウ]
昭和15年長野県生まれ。日本写真家協会会員。臨済宗建長寺派建長寺徒弟(平成3年出家得度)。天台修験道伊吹山寺法流統管(平成20年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

129
北陸に出るときに通過するだけの湖北。井上靖が序。釈迦苦行座像が目を引く。井上靖も気に入ったとのこと。写真の配置の物語性があってよい。1週間時間があれば訪れるのによい。別に鎌倉の本もあるとのこと。写真家らしい仕事。名古屋市鶴舞中央図書館所蔵2014/05/22

KAZOO

17
湖北のとくに十一面観音は大好きな仏像で学生時代から何度も見に行っています。渡岸寺のものはお堂も昔と比べてはるかに立派になっています。この本を読むとまだまだ私の見ていない仏像が結構あるとわかりました。そのうちにまた行ってみたいと思っています。2014/06/21

PEN-F

14
眺めているだけで 心が洗われる 仏像写真集。 2019/01/01

ikedama99

3
市立図書館から借りてきた。湖北なので、琵琶湖の北の方の仏像の写真。 見たこともなかった「千手千足観音」もあり、また聞き慣れた名前の仏像もあり、眺めていて楽しかった。しかも、この土地の仏像群の多くは、地元の人たちが守ってきた仏像群でもあるという。このことも、普段大きな寺でみるのとは違った印象を持った。実際に行って見てみたいね。 2015/11/04

ohmi_jin

1
わが故郷長浜と米原の仏像の写真集。非常に貴重な仏像も含まれている。実家が元檀家であった多田幸寺の本尊 薬師如来は50年に一度開帳される秘仏。もう生きている間に見ることは難しいと思うが、この本で見ることができてよかった。仏像好き必見の本です。2016/08/19

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