内容説明
本書の原本となる「織文類纂」(全10巻)は、帝国博物館(現、東京国立博物館)監修のもと、明治25年から26年にかけて多色木版により刊行された。この本は、政府主導による輸出用の美術工芸品制作のための、デザイン指導の一環としても出版された。本書では、「草木花卉」「禽獣虫魚」「天象器物」に大別。もはや実物を見ることができない優品を多数掲載し、わが国の染織文化の粋を色鮮やかに紹介する。
目次
春の部(梅;桜;牡丹;藤;小葵;花勝見;桐;柏)
夏の部(鉄仙;橘;蓮;龍胆;瓢箪;苺;桃)
秋の部(菊;桔梗;秋海棠;撫子;石榴;蔓;霊芝;秋野;葡萄)
冬の部(椿;松;笹;瑞花)
唐草・他の部(唐草唐花;松竹梅;果物;その他)
-
- 洋書
- Anmol Lamhe