内容説明
数百年前一匹の強大な力を持った『魍魎』と呼ばれる妖魔がいた。『魍魎』は人も妖魔も区別無く食い尽くそうとしたため、人と妖魔の手によりとある山中に封印された。時は現代にうつり、隼人は幼なじみの千尋や友人のすずなと共に、人に害なす人外の者を退治・封印する仕事に精を出していた。彼らの勤める退魔会社の社長である冴子のもとで、隼人たちは厳しい指導を受けつつも毎日を楽しく過ごしていた。しかしある日、隼人たちは冴子から不吉なことを知らされる。数百年前封印した『魍魎』が、今また復活しそうになっていることを―隼人たちは『魍魎』の復活を阻止すべく、封印の地へと向かうことになる。
