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内容説明
本書は、1965年に発刊された『Life,Land,and Water in Ancient Peru』(Paul Kosok/Long Island University Press)を『ナスカ地上絵の「発見」』として翻訳出版したもの。また本書のなかの章『ナスカに刻まれた「謎の徴」』は『The Mysterious Marking of Nazca』(By PAUL KOSOK with the collaboration of MARIA REICHE/Natural History)のポール・コソック執筆箇所を翻訳した。
目次
A 旅立ち(なぜ古代ペルーなのか?;旅支度;ペルーへ!)
B 新しい地図、そしてナスカの地上絵(過去そして未来―リマとペルー;航空写真が、過去の姿を映し出す;世界最大の天文書―古代ナスカの新たな地平;トルヒーヨへの旅)
C チムー王国首都圏(古代ペルーについて、私たちが知っているいくつかの事柄;チムーの王都―モチェ渓谷;アンデス山脈のほうへ―カチカダン;モチェ文化の中心地―チカマ渓谷)
著者等紹介
コソック,ポール[コソック,ポール] [Kosok,Paul]
1896‐1959。「ナスカの地上絵」の発見者にあげられるアメリカ人学者、ロングアイランド大学教授。その業績は、科学、ペルーの潅漑から音楽まで、幅広い分野におよぶ。1941年、コソックはペルーの潅漑水路の調査を行なう過程で、ナスカ・ラインズのなかに、ナスカ文化の土器に描かれた動物に似た地上絵があることを「発見」した。そのきっかけとなった6月22日は冬至の日であり、太陽がナスカの「線」上に沈んでいくところを見て、「ナスカの地上絵は、世界最大の天文書である」と唱えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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