内容説明
レファレンスサービスの基本的な考え方がストーリーを通して身につく!排架・書架整理を通じて利用者が求めている情報がわかる!レファレンスをレベルアップするためのコミュニケーションや記録の残し方にも触れる。調べることの楽しみにつながる「レファレンスサービス」がわかりやすく学べる!
目次
プロローグ
第1章 翔子、レファレンスサービスの担当者になる
第2章 翔子、齊藤さんのセミナーに参加する
第3章 翔子、齊藤さんからレファレンスサービスに対する姿勢を学ぶ
第4章 翔子、レファレンスの壁にぶつかる
第5章 翔子、レファレンス記録の大切さを学ぶ
第6章 翔子、見せるレファレンスサービスと、コミュニケーションの基本を知る
エピローグ
著者等紹介
齊藤誠一[サイトウセイイチ]
千葉経済大学短期大学部名誉教授(司書課程担当)。前千葉経済大学総合図書館長。東京都府中市出身。1977年、青山学院大学卒業(司書資格取得)。同年、司書として立川市に採用される。中央図書館開館後、調査資料係長としてレファレンスサービスを担当。2006年より千葉経済大学短期大学部で司書課程の専任教員となり、現在に至る。2011年3月、筑波大学大学院図書館情報メディア研究科博士前期課程修了。元日本図書館協会施設委員。日本図書館情報学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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菜の花
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市立中央図書館勤務の図書館員の主人公がレファレンス担当として大学の司書課程の元教授の「齊藤先生」にレファレンスを学びながら仕事の中でそれを実践しつつ、前に進んでいく、ストーリー仕立てのレファレンス初心者向け読み物。ツールの教科書ではなく、あくまで考え方、姿勢の教科書です。ネットだけに頼らず、かといって軽視もせず、広い視点で、レファレンスの目的や本質などを考えさせる内容になっています。チームレファレンスが、個人的にはとても大事だと思っていますが、なかなか職員さんみんな忙しくて、巻き込むの大変なんですよね…!2025/08/30