内容説明
虚空に現れた神々が槍をついて日本列島が生まれ、豪族たちが覇を争い、大和朝廷が成立し、仏教が伝来し、大仏が作り上げられ、やがて平安京の繁栄へ…。古代日本の神話と歴史、人々の暮らしや風俗を、創作のネタになりそうな部分を中心に紹介する。和風ファンタジーや陰陽師ものなど、根強い人気を誇る和をモチーフにした物語の舞台を作り上げるためのポイントをまとめた。
目次
サンプル(秋津群島;神与者たちの戦い;もう一つの平安時代)
第1章 神々の物語から大和朝廷へ(和風の根幹にあるもの―「神」;「大和」の物語 ほか)
第2章 古代日本の人々(文化、暮らし、技術、道具(1)古墳時代
文化、暮らし、技術、道具(2)飛鳥~奈良時代 ほか)
第3章 古代日本のファンタジー(巫が神を身に降ろす;中国から持ち込まれた密教 ほか)
著者等紹介
榎本秋[エノモトアキ]
文芸評論家。各所で講師を務める一方、作家事務所を経営。本名(福原俊彦)名義で時代小説も執筆
榎本海月[エノモトクラゲ]
ライター、作家。専門学校日本マンガ芸術学院小説クリエイトコースで担任講師を務める。榎本秋・榎本事務所との共著多数。他、暁知明名義で時代小説を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。