PHP新書<br> ディープフェイクの衝撃―AI技術がもたらす破壊と創造

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PHP新書
ディープフェイクの衝撃―AI技術がもたらす破壊と創造

  • 笹原 和俊【著】
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  • PHP研究所(2023/03発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 199p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569852614
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0236

出版社内容情報

ディープフェイクとは、人工知能(AI)の技術を用いて合成された、本物と見分けがつかないほどリアルな人物などの画像、音声、映像やそれらを作る技術のことである。大統領が敵国への降伏を呼びかける動画が拡散されたり、ある企業のCEOの偽音声を用いた詐欺事件が発生するといった事例が生まれる一方、画像生成AIを用いて作成された絵画が米国の美術品評会で優勝するなど、アートやエンターテインメントの分野にも大きな変革が生じる可能性がある。
ディープフェイクを生み出す原理や社会への影響などを平易に解説し、共存せざるを得ない未来に向けて知っておくべきことを語る。

●偽ゼレンスキーかく語りき
●ディープポルノ――日本では逮捕者も
●GANの発明――敵対的生成ネットワークというアイデア
●画像生成AI――言葉を入力すれば絵ができる
●人はディープフェイク顔を信頼する
●脳はディープフェイクに気づいている
●フェイク動画を見破る
●ディープフェイクと共存する

内容説明

ディープフェイクとは、人工知能(AI)の技術を用いて合成された、本物と見分けがつかないほどリアルな人物などの画像、音声、映像やそれらを作る技術のことである。大統領が敵国への降伏を呼びかける動画が拡散されたり、ある企業のCEOの偽音声を用いた詐欺事件が発生するといった事例が生まれる一方、画像生成AIを用いて作成された絵画が米国の美術品評会で優勝するなど、アートやエンターテインメントの分野にも大きな変革が生じる可能性がある。ディープフェイクを生み出す原理や社会への影響などを平易に解説し、共存せざるを得ない未来に向けて知っておくべきことを語る。

目次

序章 ディープフェイクの象徴的事件(見ることは信じること;ディープフェイクス現わる ほか)
第1章 ディープフェイクとは何か(ディープフェイクの定義;見ることは信じることではなくなったとき ほか)
第2章 ディープフェイクを作る(弱いAIと強いAI;AIの定義 ほか)
第3章 ディープフェイクに備える(人はディープフェイク顔を信頼する;脳はディープフェイクに気づいている ほか)
第4章 ディープフェイクと共存する(インフォカリプスの淵;嘘つきの配当 ほか)

著者等紹介

笹原和俊[ササハラカズトシ]
東京工業大学環境・社会理工学院准教授。東京大学大学院総合文化研究科修了。博士(学術)。名古屋大学大学院情報学研究科講師等を経て現職。学外ではカリフォルニア大学ロサンゼルス校客員研究員、インディアナ大学客員研究員、JSTさきがけ研究者を務めた。専門は計算社会科学で、ビッグデータ分析、計算モデル、オンライン実験などの手法を用いて、社会現象の理解と社会課題の解決に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

36
偽ゼレンスキーで話題になったディープフェイクについて、原理や社会への影響などを平易に解説し、共存せざるを得ない未来に向けて知っておくべきことを語る一冊。AIの技術を用いて合成された、本物と見分けがつかないほどリアルな人物などの画像、音声、映像やそれらを作る技術に人はどう向き合うべきか。偽音声を用いた詐欺事件が発生するような事例が生まれる一方、アートやエンタメの分野にも大きな変革が生じる可能性があって、今はまだいろいろ判別する方法もありますけど、早晩見分けをつけるのが難しくなってしまうのかもしれないですね。2023/04/19

チャー

20
生成AIに関するニュースに関心を持ち手に取る。本書はAIに関する技術が実際の社会に与える影響とその技術について解説している。現状、元画像があれば精巧なフェイクが比較的容易に作り出せてしまうほどの状況にあることに驚いた。実際に本書の中で紹介されているAIが作った人物の画像と実際に存在する人物の画像は一目ではどちらがフェイクか判断できないほど。詳細に要所を観察すれば違和感を感じる点もあるようであるが、瞬間的には騙されてしまう気がした。また、技術の進化に対して規制や考え方の適正化が追い付いていない面も感じた。2023/08/27

メチコ

13
ディープフェイク。 知識として持ちあわせていたとしても技術の進歩はすさまじく、フェイクを見破るのは一般人にはもはや容易なことではないのかもしれない。 それでも知識がなければ、フェイクである可能性を疑うことすらできなくなってしまう。 与えられた情報に対して(仮にそれがフェイクであったとしても)疑う余地すら持てないというのは怖いことだよね。 私にはややとっつきづらかったので流し読みです。2024/01/12

鬼山とんぼ

7
ディープフェイクを一面的に悪いものと判断するだけでなく、危険性と有用面を正しく理解することが、我々の社会にとって重要だ。薬にしても食品にしても、分量や使いどころが不適切なら深刻な被害をもたらす。情報の場合は勝手に向こう側から侵入してくるので、受け手側の防御態勢も問題になる。執筆の時期は、立て続けに生成AI関係の新プロジェクトや新製品が公表されたうえ、コロナやウクライナ戦争でフェイク情報が多く発せられていた。著者はこの騒然とした状況で相当ご苦労なさったのではないか。お疲れさまでしたと言ってあげたい。2024/03/02

田中峰和

6
AI技術を使って合成された本物と区別できないほどリアルな人物の画像や音声、映像をつくり、それをネットで流せる時代。大統領が敵国の降伏を呼び掛ける動画があっという間に拡散される。民間では企業のCEOの偽音声が詐欺事件を発生させる。これらのディープフェイクは、ハリウッドなどで映画作りを通して画期的な発達を遂げた。デジタルタトゥーを罰する法律ができたが、実際に撮影されていないのにリアルなポルノ動画がネットに拡散にされ二度と消せない。ディープフェイクに限らず、SNSで捏造された無責任な情報も拡散されていく。2024/01/16

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