内容説明
神話こそ、世界で最も古く、そして多くの人々に支持されてきた物語だ。そこには壮大なスケールの事件が描かれており、また神々や英雄・姫君など多彩なキャラクターたちが登場する。現代を生きる私たちからすれば価値観の違いも大きいが、だからこそ創作のためのネタ元として使いやすい。世界各地に伝わる神話・伝説と、そのポイント・つかみどころを、物語づくりに使いやすいように解説する。
目次
神話サンプル（“見出した者たち”信仰；聖女と大神；作られた神話―来訪者の物語）
第１章 神話の成り立ちと世界観の作り方（神話から物語を作る；神話の存在や構造について ほか）
第２章 神話を構成する要素（さまざまな神々；天の使い ほか）
第３章 さまざまな神話（日本神話；ギリシャ神話 ほか）
著者等紹介
榎本秋［エノモトアキ］
文芸評論家。各所で講師を務める一方、作家事務所を経営。本名（福原俊彦）名義で時代小説も執筆
諸星崇［モロホシタカシ］
作家・シナリオライター。２００５年より活動開始。本書の同シリーズ『中世世界の創作事典』をはじめ、ライトノベル、ノベライズ、ゲームシナリオ、ドラマＣＤ、舞台脚本、各種解説書など幅広く執筆中
榎本海月［エノモトクラゲ］
ライター、作家。専門学校日本マンガ芸術学院小説クリエイトコースで担任講師を務める。榎本秋・榎本事務所との共著多数。他、暁知明名義で時代小説を執筆（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
