内容説明
気付くと子供の姿で、吉原モドキの世界にいた私。天月妓楼の楼主に拾われ連れられた先は、男ばかりの男女逆転の遊郭でした!?遊女ならぬ遊男として働く兄ィさま達の中で、野菊という名を与えられ、女だけど男として生活することに!でも16歳になったある日、見た夢から私は気づいてしまった。え?ここって乙女ゲームの世界じゃない?しかも野菊って、主人公の恋路を邪魔する悪役なんですけど!?このままいくと、兄ィさま達に誤解され、地獄の制裁まっしぐら…。私、邪魔しません。皆のことは、仲間としか思ってないですから。フラグを立てずに、隅にいさせてください!逆転吉原で送る異色の乙女ゲー転生ファンタジー、ここに開幕!
著者等紹介
まこ[マコ]
執筆歴は、2007年4月頃から。お気に入りの少女漫画と、小説投稿サイト『小説家になろう』での作品を読むうちに、自分でも書いてみようと執筆した『隅でいいです。構わないでくださいよ。』で2016年出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう
4
図書館。コミックが先だったので、あとをおっかける形。はじめのをみると、やはり乙女ゲーム転生ものだけども、まだ野菊自体は危機感はないかんじなのかな?でも、最終はあのはじめのようになるのか…2巻までしか図書館にないからなー、2018/07/22
陸抗
4
男性が色を売る、遊男の乙女ゲームの世界へ入り込んでしまった主人公。元の世界の記憶はあるものの、自分の事に関しては、さっぱり覚えていない。まだ子供なので、周りの遊男たちとも仲良く過ごしているけれど、受難はこれからかな。2017/05/11
あねさ~act3 毎年どれだけ積読を減らせるかが勝負😂
2
うーん。 自分的に、物凄く読み辛く途中挫折Orz。 2019/04/10
真尋
2
Web小説の書籍化。『男遊郭』な世界観でヒロインは遊男候補。主人公が5歳から始まり、乙ゲ主人公を登場させるためなのか駆け足展開でWeb版と比べダイジェスト気味。個人的にお気に入りのエピソードがかなり削られていてマスコットとの場面よりそっちを入れてくれよと思った。清水の野菊を溺愛する理由を仄めかす場面も減り、Web版既読済なので勝手に脳内補完されたけれど書籍から入った人は付いて来れているのかな。挿絵と書下ろしがあるのでメリットはあれど、Web版の方が濃厚なシナリオで良い仕事してたなぁ。2017/09/09
紗奈
2
野菊ちゃんが可愛いくて、妓楼の同期や花魁の兄ィ様たちのとやりとりをほのぼのと楽しめるのがこの作品のとっても好きなところ。ネットのほうと書籍の方ではすこしづつエピソードも違っていて、その部分も楽しく読みました。乙女ゲームの世界のなか、ここからの続きが野菊ちゃんの受難のはじまり。がんばれー。書籍でもネットでもこれからが楽しみです。2016/11/13