出版社内容情報
大橋和代[オオハシカズヨ]
ユウノ[ユウノ]
内容説明
知恵があり、働き者の雑貨屋店主・ジネット。ついに、ユリウスから求婚されて、まさかの領主夫人に!?だけど、自分のお店「地竜の瞳商会」や領主代理のお仕事が忙しく、ユリウスも仕事でしばらくシャルパンティエ領を離れることに。―すれ違ったり、離ればなれになったり、結婚式も後回しになったけれど、困難を乗り越えてきた二人の幸せな未来は…!?大人気雑貨屋さんファンタジー第5幕、大加筆と書き下ろし短編を多数加えて、ここに開店!
著者等紹介
大橋和代[オオハシカズヨ]
2013年7月よりWEB上にて、『シャルパンティエの雑貨屋さん』の連載を開始。第1回アリアンローズ新人賞にて最優秀賞を受賞しデビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
22
完結巻のため、オールスター登場。冒頭のキャラクター表と行きつ戻りつ読みました。あの人のその後とか、あの子どもが立派になって!とか、親戚が住んでる町を訪ねたみたいな、楽しさ懐かしさを感じました。この作品のテーマって、そこだったのかな。細かいネタから大きな決戦(の後援)、しみじみとした(しかし現役バリバリの)最終シーンまで、すべておもしろかったです。二人とも、いいお相手と、いい土地と、巡り会えたものですね。…ちょっと魔法はあるけど、このシリーズは基本的に「人間たち」のお話でした。諸々、おめでとう。2016/06/16
葛野桂馬@時津風@ハスター
13
完結。文句なしの良作だった。こんなに清々しい感じで終わるのを読んだのは久しぶりかも。迷い戸惑いながら、精一杯やって来たことが伝説として、多くの想いを乗せて次代へ受け継がれていくのっていいよね。すごく楽しませてもらった。2016/06/30
絳楸蘭
11
終わってしまった…。ある程度村ができるまで続くと思っていたからちょっと残念。って、村作り物語じゃなくて、恋愛話だったんだね(笑)なんだかんだ言ってもジネットはよくできた娘だよぅ。2016/07/25
なかちゅう
9
図書館で1巻を借りてうっかりはまり込み、全部読んでさらにweb版も通読して、さらにさらに3・4・5巻を再読という(笑)3月からこっち、こればっかり読んでた気がする(笑)ゲームやらないからダンジョンていまいちわからないし、戦闘の場面とかないからそれが楽しい人にはつまらないかもしれないけれど、逆にその視点がおもしろいなぁと。「本好きの下剋上」の大商人のイケイケ的な展開とは対照的な、庶民の暮らしに根差した小商いの「まさにこれ正道なり」の展開。どちらもおもしろい。これから、また1・2巻を読み返します(笑)2018/04/09
葉月たまの
9
月のように穏やかな作品だった><。わたし、おばあちゃんになるまでこんな風な人生、過ごしてみたいな。素直に平和が一番いいなあ、と思った。ネガティブ展開など全くない作品で、安心して読めた♪。こんな感じの作品がわたしは好み♪。2016/07/18