内容説明
エルグランド王国史上初となる『後宮園遊会』の釆配を任されて、なんとか成功に導いた『紅薔薇様』こと“悪役顔”の伯爵令嬢ディアナ。しかし園遊会からわずか三日後。エルグランド国王ジュークのもとに届けられた一通の報告書をきっかけに、後宮どころか国さえ揺るがすほどの一大スキャンダルが露見!ディアナも否応なく渦中に巻き込まれることに…!?「自分の家族にこんなこと言うのもなんだけど、立てる作戦が鬼よね。…あらゆる意味で」おなじみクレスター家も大活躍!書き下ろし大増量で見逃せない“悪役顔”令嬢ディアナの勘違い系ラブ!?コメディ、待望の第三巻!
著者等紹介
涼風[リョウフウ]
『悪役令嬢後宮物語』がネットで評判となり、2013年8月出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絳楸蘭
20
ディアナの苦労が…(泣)本編半分、書き下ろしの、その時クレスター家は!?という裏話が半分収録されていた。本編をさっさと進ませてくれ~!!と思いながらも、Webで読んでいて今後の展開を知っている身としては、「あぁ…仕方がないね」と納得。裏話のおかげで本編だけではわからないクレスター家の姿を知ることができて嬉しかった!2015/11/22
ホシナーたかはし
11
気付いたら続きが出ていた、見た目女子中学~高校生向けレーベル、内容はがっつり権謀数術、ロマンスが小指の先ほどしかない悪役顔令嬢の奮闘記。普通の顔して悪い事している奴の、何とも往生際の悪い事か。未成年男子を買春していた元自民党員や号泣県議を思い出し、ディアナ含むクレスター家ファンとしては腹は立つけど、完膚なきまでに叩きのめすところは爽快。バカぼん(馬鹿で色ボケぼんぼんな国王デュークの略)がようやく動き出した時は、思わず「おせーよ!」て叫んでしまいました。2015/12/29
織田麻里
9
園遊会&女官長追放の後日談と、ディアナが知らない事を含む裏話。面白かったけど、前巻までの様に読んでいてカタルシスを感じられませんでした。残念。次回、大きなイベントがある様なので期待する。2016/03/20
TAMA
9
ディアナちゃん人のために奔走してばっかりだけど、ご家族様も娘の苦労を減らすべく暗躍中。お金と地位に阿るのはそういう価値観野中で育ったんだなあと思いますが、盗みは犯罪。うまくやってるつもりでも、最終ほかの人の仕事増やしてることに気が付く。見つける、探す、証拠、弾劾。まあ他人になすりつけることに躊躇ないのは見苦しい。本当が判ったとき倍返し以上で返ってくるのはどこかの議員さんの会見みたいだと思った2016/03/01
零崎夢織
8
園遊会も無事(?)終わり、次なる作業は大掃除。 裏側もよくわかりました。2020/10/03
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