内容説明
不死人・影郎と主従関係を結んだ高校生のキリンは、陰陽師としての活動を再開した。鬼道院本家の指示で悪霊祓いに向かったキリンと影郎だったが何者かに襲われ、呪縛された影郎は拉致されてしまった!弟のリュウジに憑依した影郎の愛刀「紅蓮」が語る過去から安倍家との因縁を知ったキリンは安倍の子孫に疑惑を持つが―?高校生陰陽師の従者・俺様ゾンビの謎が明らかに!シリーズ第2弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅羽
7
影郎が捕らわれの身となり、ピンチな二巻目。しかし影郎を捕らえた黒幕の末路が呆気ない…。涙を滲ませ怯えるって…。今回はタマの正体や影郎とキリンの繋がり等が判明し、スッキリしました。続きも読みたいのですが、何だかこのレーベル自体、最近書店で見かけないので不安なところです。2016/01/16
かねまる
1
今回は主人公のキリンではなくて、従者の影郎が拉致された話だった。刀である紅蓮が弟のリュウジに憑依したおかげで、影郎の昔のことについても少し明らかになった。最後の最後では、影郎と鬼道院の昔の関係も・・・・・・これからの展開が気になるので、3巻も絶対に読もうと思います。2014/08/09
梓月
0
安倍の圧倒的小者感ェ……いや、確かに一度はキリンを出し抜いたけれども。安倍の呪法とか言って、結局は法眼さんが作ったやつじゃないか!本当……小者……いやタマの様子からあの頃の安倍は小者じゃないんだろうけどもう私のイメージが定着してしまって。リュウジの決意も良いね!兄弟仲良しよきことかな。影郎の過去がしっかり判明されて良かった。ああやって皆鶴の夢見るってことは……というのは邪推でしょうか。タマ可愛いよタマ。男を手玉にとる妖狐って言ったら、まぁ正体も限られてくるよねぇ。続き出るのかな?明人さんの今後に期待して。2014/08/14