感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
20
前作「ドラマ」が2011年刊でこの文庫が2017年12月一刷だから作中の時間と同じ6年ぶりなんですよね。前作高校生だった拓人が背負いきれず別れを選択してしまったのは仕方ないかもしれないが、6年間成長できていないのがちょっと悲しいかな。その分ラジオ放送の5日間で一気に気持ちの整理と成長を成し遂げたのかもしれないけど。2018/04/28
のこ
16
「ドラマ」読了時には少々白けた気分を抱いたにも関わらず、やはり続きを見届けんと続編買ったはいいが、苦手意識が先立ち中々手に取れなかった。「春恋」同様「ドラマ」も元々がコバルト文庫だからか、どうにもティーンエイジャー向けの作品にある「自分から悲恋に酔ってる感」漂う部分に冷めてしまう。「ラジオ」もやはり苦手意識は払拭できなかった。果してどうやってハッピーエンドに持っていくのかという部分に特別な仕掛けはなく、全ては時間が解決してくれるという、世の常が使われていたことには納得するけれど…。特典ペーパーは「オフ」2018/05/16
cikorin06
11
甘々は良かった。しかしあの悲恋があってこその激甘なんだろうが、ややいいのか?と感じさせる程にラジオの本藩中にわざと?本音を出していて引いた。けれど、攻めは長く本当に受けを愛し見守り続けた思いの現れなのかと想像するとその気持ちは愛しいな~と。受けは覚悟の割に考えなしの部分が多く愛されキャラの甘えが出てました。所で、朝丘さんは甘やかす攻めの年の差カップル多いですね。2018/09/23
たろさ
11
絶対、「ラジオ」が出てから「ドラマ」を読もうと思い、続けて読了。6年という歳月が無駄ではなかった。と思いたい。このラジオの企画をした黒井さんがまずは功労者!諦めなかった裕次、そして裕次に会ったことでまたモデルに戻る決心をする拓人。全てが好意的ではないにしても、LGBTとかパートナーシップ制度とか受け入れられつつある今だからこそのリアル。ラジオ放送中の会話や投稿は、時にくすっと、時に胸に迫るものがあり、何回か読み直しました。これからの二人の幸せが想像できてとても嬉しい。 黒井は鈍すぎて筒井が可哀想でした。→2017/12/16
Melon Matsuda
8
『ドラマ』も読み返したんだけれども、今年1番かもしれないな。麻生さんの絵で良い感じだったのかもしれないなぁーと今更思ったり。主役2人のカプは大変萌えるんですけれども、スピンのカプがちょっとな……。芸能界モノ好きにはたまらない話だな☆2018/10/22