内容説明
なぜか男を魅了するフェロモン体質の中神八尋と両親公認の婚約者、鷹司財閥の御曹司・帝人は同棲中。翻訳家となった八尋は世界的なベストセラー作家のヒューイ・ドラゴの作品を手がけることになる。プレイボーイとしても有名なヒューイが来日、八尋に接近してくるのを警戒するが、社長として多忙な帝人は身動きが取れずイライラするばかり。そんな折、八尋はヒューイに拉致されて…。
著者等紹介
若月京子[ワカツキキョウコ]
東京出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たべもも
15
★★★☆☆。シリーズ3作目。積本崩し。大学卒業後翻訳家となった受けが原作者のアメリカ人の当て馬にちょっかい出されて攻めが頑張るお話。単純明快なお話なんですが、このカプの揺るぎない相手への想いが嫌いじゃないんですよね。あと二人の食事シーンも毎回美味しそうで好き。セレブなのに家ゴハンの浅漬けや酢の物や味噌汁が好きって、なんか好きです。3作通して割とチープな雰囲気が楽しかったです。再読はないかな。2014/11/27
キキハル
14
シリーズ三作目。すったもんだの末、めでたく結婚式を挙げ、披露パーティーもして新婚旅行も楽しんだ二人。八尋に言い寄っていた作家のヒューイに拉致されたりもしましたが、彼は至って紳士的。海岸をのんびり散歩したりでしごく平和。帝人ひとりが怒り狂っていましたっけ。これでシリーズは終わりなのかしらん。番外編として、いつも可哀想な目に合っている社長秘書・長嶺さんのお話を読んでみたいものです。嫌な人が誰も出てこない、甘く微笑ましく楽しいお話でした。2011/02/14
みずほ
8
小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ 「婚約者は俺様」シリーズ第3弾。社会人編。二人が大学を卒業して2年。同棲期間も8年となり、入籍をせかし始めた帝人。八尋は男同士の結婚披露宴への抵抗感からなかなかイエスといえない。そんな中、翻訳家の八尋を巡って、米国人小説家が帝人のライバルとして現れて・・・。ヒューイはあっさりとした当て馬だったが、二人がゴールインする後押しになった。新妻の手料理とコスプレ大好きな帝人は、ちょっと困ったちゃんな部分もあるが理想的な愛妻家だと思う。恐ろしいくらいファンタジーだけど、糖分補給によし2013/03/12
sin
7
kindle版☆。シリーズ3冊目。大学卒業2年後、ラブ度アップ。アメリカ人作家に2人翻弄されながらも、めでたく結婚。2016/08/19
たろさ
6
Kindle unlimited にて。婚約者は俺様シリーズ③なんだかんだラブラブで平和。軽くて和むお話です。それにしても八尋の姉妹は酷すぎて、あの両親の子供とは思えない。あそこまでする必要はあったのかな。結婚もしたことだし、お幸せに。2016/08/19