内容説明
次期社長の座を狙う対抗派閥があり、御曹司ながら阿久津奨は気の抜けない毎日だ。彼は急逝した叔父が住んでいた山奥の別荘を相続することになり訪れた。そこで叔父と4年も同居していた美青年・沢辺森生と出会うが、叔父の愛人かと疑う奨と勝気な森生は初対面から互いに反発しあう。だが豪雨で橋が流され、図らずも別荘で二人だけの数日間を過ごすことに!書き下ろし短編も収録。
著者等紹介
遠野春日[トオノハルヒ]
福岡県出身。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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のんのん
5
もう最初の場面から、奨と森生がだんだん惹かれあっていって最後の最後ラブラブしくなっている間もず~~っと工藤社長が裏切るんじゃないかと疑ってたら、そのままお話も終わっちゃいました。社長さんすみません。挿絵は美しくて好きです。2010/12/14
ちびのすけ@灯れ松明の火
5
新装版。ノベルズ版も持ってますがお話が大好きな上加筆修正があると聞いたので買いました!不器用な二人が次第に惹かれあって行く過程がストイックで好き!その後の二人を読めて幸せです(*^_^*)やっぱり雪舟薫さんのイラストは美しい!2010/11/14
りんご☆
4
読了2015/03/27
ちるる
4
旧版未読。最初は反発していたのに次第にお互い惹かれあっていく様がきちんと描かれていました。意外な展開がない代わりに安心して読めます。新装版になってもレーターさんが変わらなかったのが嬉しい。雪舟さんのイラストきれいだな〜。2011/01/04
きょん
3
ちょっと情緒と人間味にかける仕事人間の攻めが、恋に落ちて成長する様子が素敵でした。受も単に綺麗なだけではなく、才能あふれる常識人で好感が持てますね。そして、私も工藤社長を怪しんでいました、ごめんなさい。それにしても雪舟さんの挿絵は素晴らしい、新しい作品をお待ちしています。2010/12/21