内容説明
貴族の御曹司である多綺は外交官の父が他国の内乱に巻き込まれ行方不明になって二年、ある男の策略によって財産をなくし多額の借金を抱えた。男娼館で働くことになり、覚悟を決めた多綺は反発しながらも娼館の主、青馬に夜毎、閨のことを仕込まれていた。だが、はじめての客が自分を陥れた男だと知らされた多綺は、それだけは我慢できないと、娼館から逃げ出してしまうのだが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんご☆
9
読了2016/11/06
しずか
2
「色街に恋の花」よりは、こっちの方が好みです。ちょっと気の強い受に、どこまでも禁欲的な攻。でも攻の、受を想う気持ちが時折垣間見えて…。本来ならそういった部分にきゅんきゅんしてしまうのですが、やっぱりいろいろな部分が王道的で、先が読めてしまうせいか、ちょっと物足りなかったです。攻が描くウサギのイラストはかわいかったですが。2014/11/05
アガサ
1
貴族の多綺は外交官の父が外国で行方不明になったのを機に借金を抱え、男娼館に売られる。そこで、娼館の主・青馬(攻め)に閨のことを仕込まれる。初めての客が自分を売った相手とわかり逃げ出すがつかまってしまう。多綺(受け)がダメでした・・借金を抱えたのも自分が意地をはったせいだし・・いろいろいらっとさせられた。底が浅いのが加納さんなんだけど・・好きな人以外に抱かれるのは私にとってNGなんだけど、今回の話は上客をとって成り上がったほうが盛り上がったように思う。前回の話の方が好みでした。2011/03/28
早
0
悪くはない。悪くはないけど、良いかな~今一つ萌えないのは受君の性格か、攻様の問題か?元貴族の受君の気持ちの切替が早いなぁとか、自分の店の娼伎は好きにならないと言っていたのに呆気なく陥落。悪くはないんだけどなぁ2013/10/08
kiriko
0
☆☆☆色街に恋の花のスピンオフ2012/01/13
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