内容説明
暴力団古峰会の顧問弁護士だった父とは別の道を選んだ冬紀は企業弁護士として順風満帆の人生を歩むはずだった。ところが、父親が病に倒れ、幼馴染みで組長の三虎は冬紀に父の跡を継いで顧問弁護士になれと迫る。断った冬紀は三虎に監禁・凌辱され、仕事も彼女も失う羽目に。「俺の伴侶は、おまえしかいないとガキの頃から決めていた」激しすぎる愛をぶつけてくる三虎に冬紀は…!?書き下ろし短編も同時収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんご☆
10
読了2016/10/31
スイBLスキー
4
腐本整理~懐かしい!頭もキレて性格もキツい。なのにメロメロ~のギャップが!2019/06/24
みずほ
4
評価 小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ 初読み作家。新装版。組長×弁護士。ヤクザ、幼馴染み、拉致監禁、執着攻の10年愛・・・お馴染みのパーツを組み合わせた幕の内弁当を食べてる感じの作品だが、味付けは好みだった。定番は料理の仕方が大事で、そこがOKなら、目新しさはなくても、だからこそ安心して読めるのがいい。傲慢強引攻に意外と可愛げがあったし、無理矢理攻のものにされながらも、受がすごく男前だったのもGOOD。既に「姐さん」の貫禄で、これから攻を尻に敷きそう。2ヶ月連続刊行のシリーズで続編も楽しみ2010/07/19
Miwa@RDM
3
なんだかんだいってラブラブな幼馴染み同士。覚悟を決めてからの冬紀が男前でした。個人的に眼鏡の曽我部さんが好きです。2011/07/31
hinakoi117
3
文庫復刊化をきっかけに再読(リーフ版既読済)書き下ろしは三虎さん視点。やっぱり三虎さんでも凹む事はあったんですね。今でこそ、お互いヤクザ組長とか弁護士という立場だけれど、幼い時からお互いを知る二人の場合はたまたま、そうなっただけなんだなあ。いや、三虎さんの愛は冬紀さんが考えているよりも重いね(笑)2010/08/29