内容説明
発展途上国や被災地で医療活動をする蓮見祐紀は、帰国中の数ヶ月間大学病院で働くことになる。そこには「神の手を持つ男」と評判の心臓外科医・志岐栄司がいた。歓迎会の席で教授と衝突するほど金や出世に興味がなく不器用なくせに、医師としての崇高な理想を熱心に語る蓮見に志岐は苛立ちを覚える。志岐は、偽りの恋と快楽で、純粋な蓮見を篭絡して彼の志を挫き、傷つけようと企むが―。
著者等紹介
華藤えれな[カトウエレナ]
9月5日生まれ。京都市出身・在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まふぃん
15
健気受けと傲慢な攻めのお話。結果オーラーイ。この二人の恋愛より医療の話の方が興味深かった。2016/11/16
りんご☆
15
読了2016/11/14
マッコリ
6
騙すつもりが本気になっちゃった展開は大好物!攻が酷ければ酷いほどその後身悶えるんだろうな〜と前半はワクワクしながら読んでたけれど後半はなんだか綺麗にまとまりすぎちゃったような?攻、受ともセリフもドラマチックすぎてちょっと好みと外れてしまいました。ざんねん!2011/10/13
ももちゃん
3
攻めザマァだった♪スッキリ◎ 前半の志岐先生はほんとどうしようもない傲慢クソ男。そんな彼が自分から捨てた男が何故か忘れられなくて後悔~なお話。でもそんなに焦れ焦れする展開じゃなかったかな。志岐先生はもっと酷い目にあってくれてもよかった♡蓮見が不憫すぎたので蓮見視点が多かったら読むのが辛かったかもしれない(;▽;)華藤先生の作品は外国の話の方が好き、、かな2017/08/09
あれぐり
3
受けが本当に健気受けって感じなら、悲壮感が出て、自分的には苦手なんだが、微妙に外してきていて、ある意味面白かった!すぐに攻めも受けに堕ちちゃってるのは分かるから、悪あがきの様を見る感じ。受けは性的に従順と言うか、思考がヒロイン体質なのか自ら盛り上がれるようで、読んでて気持ち良さそうでした!2009/12/10