内容説明
山でひとり暮らしをしていた友那は雪の中に倒れていた一人の青年を救う。記憶喪失の彼を「蕗」と呼び、ともに過ごした冬は貧しいながらも楽しかった。だが出逢いと同様、蕗はある日、突然姿を消してしまった。偶然再会した蕗は伯爵家の当主・護江綾人と名乗り、友那など知らないと言う。彼が蕗なのか確かめたい友那は綾人に仕えたいと申し出るのだが、命じられたのは夜伽の相手で…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
諏訪 聖
7
記憶喪失モノ。幸せな時期が回想のみだったのがなぁ…無体最中に見え隠れする攻めの良さが切ないだけに残念な気も。ラスト受けが崖から転落して一時的にでも記憶無くすとかの展開とか魅力的だったかも。それか高梨を庇って大怪我して高梨が改心するとか…どうせなら悪いヤツのまま終わらせるとかの方がいいかなぁ。それでも好きな題材。楽しめました。2014/06/07
早
0
王道記憶喪失ネタ。友那が健気で可愛い!!高梨さん良い人なんだろうけど、ちょっと行動怖い?酷い(T_T)2010/11/27
スピカ
0
設定は好きなんだけど、なにかが足りない気がする。 記憶をなくした攻めが受けに惹かれるまでに、もっと何かあれば良かったな。攻め兄も少し中途半端な感じです。最後は甘々。タカツキノボルさんの挿し絵が秀麗でした。2010/06/10
ハルト
0
記憶喪失もので健気受。大好物なはずなのに、なんとなく萌え足りなかった。寝所での声がちょっと苦手かも。2008/08/23
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- 和書
- Keyの軌跡 星海社新書