内容説明
七瀬瑞貴と箕輪夏彦、川端悠也と林明たちが巻き込まれたのは密室殺人未遂事件だった。事件を推理する3人に対し、それまで黙っていた夏彦が強固に反対をする。夏彦の気持ちが判らない瑞貴。そんな中、高梨涼也と夏彦との間に流れる、甘くて微熱を帯びた空気に、瑞貴は苦しいくらいの切なさを感じて初めて恋を自覚して…。縺れた心と事件の行方は―。
著者等紹介
久能千明[クノウチアキ]
6月27日生まれ。新潟出身・在住
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そのぼん
13
下巻になって、少しボーイズラブ要素は強くなったかな、って気がしました。ミステリー的にはさらっとしてたと思います。この手のジャンルはやはり読み手を選びますね。ちょっと表紙とかイラストに古さも感じました。2013/05/25
Jちゃん
2
(評価2) 今回の謎解きもイマイチでした。2020/09/12
りょう
1
結構、面白かった。が、かなりのページ数を費やしたにもかかわらず、恋愛に関してはここで終わりなのか、と男前の受くんが不憫になった。なんか攻が旅館の美青年に執着している印象ばかりが残って、そんなあっさり乗り換えるの??という感じ。あと、計画殺人の動機が…。賢いって設定の犯人なんだから、殺す前にいくらでも対策を立てられると思う。いきなり殺すのか!というのが最大の突っ込みどころ。というわけで、ちっとも犯人に同情できなかったので(未遂とはいえ)人殺しに対して同情と賞賛しかしない高校生たちも怖い……。惜しい作品。2012/10/10
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