内容説明
鎌倉時代中期、越後佐橋ノ荘を本拠とした毛利の惣領基親に、鎌倉から報せが届く。それは父経光の遺言だった。毛利は四男時親に継がせる―。戦国大名「毛利氏」の、秘められた前史を描く。
著者等紹介
横村出[ヨコムライズル]
1962年、新潟県柏崎市生まれ。柏崎高校と早大政経学部を卒業、早大大学院修了。元朝日新聞記者で海外特派員。ノンフィクション作品に『チェチェンの呪縛』(岩波書店)があり、小説では『放下』(新潟日報事業社)が第一作になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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