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内容説明
元京都大学総長の著者が、その生い立ちをありのままにつづり、人間の無上の尊さと無限の可能性を語ります。
目次
小学校時代
紺ガスリと縞のハカマ
人間素材にノミを入れる日々
人間の迷いと目ざめ
人生はまわり道
研究と学生の中に埋もれた新潟時代
京の田舎びと
著者等紹介
平沢興[ヒラサワユタカ]
医学博士、京都大学名誉教授、日本解剖学会名誉会員、日本学士院会員。1900(明治33)年10月5日新潟県味方村(現新潟市)生まれ。1924(大正13)年京都大学医学部卒業。1926(大正15)年新潟医科大学助教授。1928(昭和3)年文部省派遣により欧米留学。1930(昭和5)年新潟医科大学教授。1931(昭和6)医学博士。1946(昭和21)年京都大学教授。1951(昭和26)年錐体外路系の研究で日本学士院賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やっすー
1
教育と研究に生きた先生の生き方に学ぶことが多かった。誠実に生きよ、愚直にそれを実行した人の言葉は重みがある。自分も都会に出た田舎人として、誠実に正直に熱く生きたいものだなあと思う。2020/11/29
Kenta Shiina
0
本書は脳神経学者である平澤興先生の自伝である。非常にコンパクトにまとまっていて読みやすい。短い本だが、ところどころに名言が散らばっている。平澤先生関連の語録(例えば「平澤興一日一言」)などを読む際に、本書に書いてある背景を知っていれば、また捉え方もかわるであろう。次は語録を読んでみよう。2021/01/07