目次
「義」の名将 上杉謙信
国主大名へ
二度の上洛
川中島の合戦
関東管領上杉家を相続
天下平定の夢
上杉謙信家臣団と経済力
七十回の戦績
資料編
著者等紹介
花ヶ前盛明[ハナガサキモリアキ]
1937年、新潟県上越市に生まれる。國學院大學大学院修士課程(日本史学)修了。越後一の宮居多神社宮司。新潟県神社庁教化講師。新潟県文化財保護連盟理事。新潟産業大学客員教授。上越市文化財調査審議会委員。上越郷土研究会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アボット
4
上杉謙信の軍旗の「毘」の説明が面白く感じました。戦国武将が沢山いる時代、謙信の存在を勉強する掘り下げ方がわからずにいたのですが、最初から興味を惹き 関心を持てました。地元新潟で謙信が敬われ、祭りに「公」をつける感覚を垣間見させて頂いた感じがしました。参考文献の資料や写真も多くて参考になります。知らなかっただけで、越後には古く武士が存在していたのか、と地形なども想像しながら知りました。手触りも良いので気になったら開く、という付き合いになりそうです。2022/08/18
BIN
2
上杉謙信の概略と半分くらいが資料という構成。特に真新しいことが書かれているわけでもないので、全く知らない人でもない限りは読んでも意味はあまりない。あえていい点を述べるなら、上杉謙信の70回の戦の勝敗をまとめた表だけは見てもいいかもしれない。2012/06/09