内容説明
この物語は、第二次世界大戦末期「旧満州国」から５千台のソ連の戦車に追われ、北朝鮮での難民生活を経て死の３８度線を越え、日本にたどりついた一家族の壮絶な体験小説である―。
著者等紹介
鈴木明夫［スズキアキオ］
昭和９（１９３４）年１月１１日新潟県北蒲原郡中条町に生まれる。昭和１４（１９３９）年３月渡満、旧満州国新京（中国東北部長春）。昭和１５年４月新京白菊尋常高等小学校入学。昭和１６年３月新京白菊在満国民学校と改称。昭和２０年８月１２日新京から疎開（白菊小学校六年在学中）。昭和２０年８月１４日北朝鮮徳洞に到着。昭和２１年９月１３日北朝鮮脱出決行。昭和２１年９月２２日三十八度線突破。昭和２１年１０月１５日日本へ帰国。昭和２１年１０月２７日新潟県の郷里（中条町）到着。昭和３３年３月新潟大学教育学部卒業。昭和３３年４月以降、新潟県各小・中学校教諭歴任。昭和５２年４月新発田市教育委員会指導主事。昭和５４年４月新潟県岩船郡関川村金丸小学校教頭。昭和５７年４月新潟市教育委員会指導主事。昭和６０年４月新潟県東蒲原郡上川村三宝分小学校校長。昭和６３年４月新発田市教育委員会学校教育課長。平成２年４月新発田市本丸中学校校長。平成６年４月新発田市教育委員会教育長。平成１２年４月新潟大学大学院人文科学研究科研修。平成１４年３月同終了
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