内容説明
超高層ビルが相次ぎ誕生する香港。かつての雑然とした香港の魅力は消えつつある。その中でもイギリス植民地時代からの歴史的建造物はいまだに健在である。本書は通常の観光ではなかなか訪れない場所も含めた「知られざる香港」を紹介するとともに、香港島と九龍半島に誕生した植民地都市の歴史を振り返り、現代中国史、現代世界史を探訪する旅を提案する。
目次
第1章 香港植民地の誕生
第2章 中環
第3章 半山と上環
第4章 湾仔と銅鑼湾
第5章 山頂と香港島南部
第6章 尖沙咀
第7章 油麻地と旺角
第8章 旅の便利帳
著者等紹介
荻野純一[オギノジュンイチ]
旅名人編集長
久米美由紀[クメミユキ]
フォトグラファー。1994年に拠点を東京から香港に移し、広告・雑誌の撮影を行う。現在は中国、東南アジアへと活動の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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みほ
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114
fritzng4
0
豊富な写真でイメージ広がり歴史のお勉強にもなって旅行前後に大変参考になりました。日曜にセントラル界隈を歩いてたらフィリピン人が集団でタムロしていて驚いた。コラムでさらっと触れられていたように、ベビーシッターや家事手伝いのフィリピン人女性たちの憩いのひとときなのだろう。2014/05/02
僕素朴
0
カラー写真が多いので、行く場所が決まったらその地域のページを見てざっと予習するといいかも。ただし文章は歴史の教科書のよう。私にはかなり手ごわかった。旅名人ブックスのシリーズは『香港飲茶ガイド』でも合わなかったんだよなあ。でも飲茶ガイドよりは断然おすすめ。また香港に旅行する前には、この本を開くと思います。2010/05/27
やっりん10
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香港が好きといっても、歴史的見地から深く知ろうとする人は(自分も含め)意外と少ないんではなかろうか。本書は多彩な写真を使いながら、香港の歴史をひもといている珍しい本。今度香港に行った時訪れたい場所がまた増えた。2009/06/14
てぬぐひ
0
初めて香港に行くにあたって、やや古い本ながら主に英国植民地時代の人物や出来事とそれに関連する地名、建物などの知識を知りたくて読んでみました。 日本占領下香港についても中国方面への強制移住や軍票のことなど若干の説明がありました。2023/10/19
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