内容説明
成長限界に差し掛かっている新聞、出版、テレビ、ラジオの四大メディア。海外の評価が高いアニメやゲームなどのエンターテインメント。情報検索機能などを充実して躍進するインターネット。これからマスメディアの地図はどうなるのか。ジャーナリズムは信頼を取り戻せるのか。中国・清華大学での講義をベースにまとめた、マスメディア最新事情。
目次
第1部 明日のメディアのために―教えながら考えたこと(メディアは自己改革できるか;清華大学で教えて)
第2部 日本のメディアの現状と課題―清華大学での講義録(「概況」―伸び悩む旧メディア、急成長の新メディア;「新聞」―マスメディアの王者にも変革の嵐;「出版」―低迷脱出のカギはネット対応に;「放送」―ネット時代への対応が急務 ほか)
著者等紹介
吉村久夫[ヨシムラヒサオ]
1935年佐賀県生まれ。58年早稲田大学第一文学部を卒業し、日本経済新聞社に入社。69年ニューヨーク特派員、75年日経ビジネス編集長、83年日経産業新聞編集長、87年日経マグロウヒル社(現日経BP社)取締役、98年同社社長、2002年同社会長。現在同社特別参与。大阪経済大学、清華大学(中国)客員教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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