内容説明
東京理科大の社会人大学院で「目からうろこ」と大人気の授業を一挙公開。ビジネスの現場で筆者が経験してきた共通の成功要素を、明日の仕事からすぐに役立つ“利益を獲得するビジネスの知恵”として体系化している。大学や企業の優れた「技術」や「発想」をいかに「利益の出るビジネスに結びつけるか」という技術経営(MOT:Management of Technology)を、理論ではなく、「Management of Thinking」としてとらえ、「お客様・経営者・社員・出資家など、いろいろな人の考えをマネジメントするのでお金になる」という考え方で、経営者・営業・技術・人事など幅広い分野のビジネスの知恵を紹介する。
目次
第1章 情報化時代のMOTの本質
第2章 “利益”を生むビジネスへの工夫
第3章 “人”を活用するマネジメント
第4章 人物評価とその利用法
第5章 ビジネスの創出とプランニング
第6章 営業心理学の活用
第7章 MOT流のネットビジネス手法
第8章 ビジネス事例
第9章 あなたならどうする?―まとめのための練習問題
資料 ビジネスのケーススタディ
著者等紹介
児玉充晴[コダマミツハル]
1953年(昭和28年)大阪生まれ(本籍は鹿児島県)。1978年(昭和53年)京都大学工学部電子工学科大学院修士課程卒。同年日本電信電話公社(現NTT)に入社、主に企業通信関係ビジネスを担当。1991年(平成3年)ハーバード大学ビジネススクール卒(PMD)。1988年(昭和63年)NTT発明考案社長表彰受賞。1985年(昭和60年)~87年(昭和62年)電子情報通信学会東海支部庶務幹事、名古屋工業大学情報工学科大学院非常勤講師。2002年(平成14年)~日本大学グローバルビジネス研究科非常勤講師、中部大学客員教授。2005年(平成17年)~東京理科大学総合科学技術経営研究科(MOT)客員教授
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