内容説明
冬の陽のような淡い温もりを抱いて、言葉は詩人の心のなかでひそかな命の鼓動を打ちはじめる。その言葉の一つひとつの底を流れる清冽なパッション。音を消せ!存在を消せ!ともすれば壊れていこうとする心。ともすれば離れていこうとするものを必死で求め、浮遊する魂は一冊の詩集のなかに封じ込められた。
目次
1988~1993 淋しい休日
1994~2006 悪徳の栄え
2006~2008 私の生活
2008~ 無能者
著者等紹介
西本俊一[ニシモトシュンイチ]
1974年1月28日、京都府生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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