内容説明
家畜への針灸療法は、中国での豊富な経験とその蓄積によって独自の理論として構築されてきた。その多大な成果は、いまや日本をはじめ米国など各国で注目されている。日本における獣医針灸療法の先駆者でもある著者が、中大動物の治療技術を犬・猫に臨床応用し、基本知識から施療方法までを具体的かつ実践的に手引きする。
目次
第1部 中国の家畜針灸療法(基本知識;獣医針灸術;基本概念と犬・猫の針灸療法)
第2部 犬・猫の針灸術(犬・猫の針灸穴位に関する臨床応用研究;犬針灸術;犬・猫の針灸総活)
著者等紹介
鈴木照[スズキテラシ]
宮崎県出身。昭和34年、山口大学農学部獣医学科卒業。職歴:中部飼料株式会社取締役研究部長、取締役畜産部長(現在は退職)。学会:日本獣医学会、日本鍼灸学会にて雌豚の不妊に対する針治療の効果を発表。上海市科学堂、南京農学院における獣医針灸学術交流会、及び南昌飯店における江西省獣医学術学会にて講演。現在、愛知県在住。獣医師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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