内容説明
私と公、内と外、個人と集団がぶつかり合う“境界”をめぐり、居住者、設計者が繰り広げる11の住まいの実験に取材した、建築家のフィールドノート。“境界”が変われば、住まいは変わる。
目次
第1章 動く境界―フスマ・スクリーン・アーキファニチュア(場所を読み替える装置―四〇年目の二DK;お座敷というコモン―松陰コモンズ;続き間のリ・コンセプト―ハイタウン北方)
第2章 拡幅された境界―ドマ・エンガワ・コモン(情報の通路―スペラール砧;空気の壁―森山邸;佇む境界―Mポート;まちの縁側―とねりこの家)
第3章 積層する境界―ナカニワ・コート・マダン(発見されたコモン―赤羽台団地;重なる中庭―東雲キャナルコート)
第4章 連続する境界―ロジ・スロープ・フートン(ルーフ・テラス・ハウス―現代長屋TEN;路地になったスロープ―沢田マンション)
著者等紹介
篠原聡子[シノハラサトコ]
1958年千葉県生まれ。1983年日本女子大学大学院修士課程修了。1986年空間研究所設立。日本女子大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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