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内容説明
義和団事件(1900年)の翌年に天津に渡った筆者の祖母の兄。日高松四郎から始り、伏見宮殿下の天津訪問(1909年)、早災救済事業(1921年)、衆議院の予算委で取り上げられた天津不正事件(1923年)、大水害(1939年)等を詳細に記述し、関連した人物紹介、更に筆者の経験した天津の生活、終戦、引揚げ、熱い思いでの天津再訪問、そして日中友好の絆を子々孫へとの願いを込めたドキュメンタリー。
目次
天津への第一歩(一九〇一年)
天津日本人商業会議所
伏見宮貞愛親王殿下の来津
北清駐屯軍の交代
西村領事館警察署長と日高松四郎
近藤武彦の渡津
北支那早災救済事業に従事
天津における救済事業
夜学生の活躍
中国政府からの受勲〔ほか〕
著者等紹介
近藤久義[コンドウヒサヨシ]
昭和7年(1932年)天津にて出生。昭和30年横浜国立大学工学部卒業。同年大日本印刷(株)入社。ヘキストジャパン(株)、W・R・グレース(株)、日本デュボイス(株)、日本ディバーシー(株)に勤務
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