内容説明
ジャズを創った男バディ・ボールデンが聴衆を酔わせた日からマイルス・デイヴィスが深い思いを昇華させた日まで。ジャズ史上忘れられない、20の伝説シーンが、いきいきとした筆致で描かれた紙上のライブ。
目次
第1章 ジャズがニューオーリンズで誕生した(ジャズを創った男バディ・ボールデンが聴衆を酔わせた日(一八九五年)
ジェリー・ロール・モートンがニューオーリンズのストーリーヴィルでストンプした日(一九〇二年) ほか)
第2章 ジャズはニューオーリンズから飛び出した(シドニー・ベシエがロンドン公演で聴衆を魅了した日(一九一九年)
キング・オリバーがシカゴのリンカーン・ガーデンズでサッチモに吹かせた夜(一九二二年) ほか)
第3章 スイング・ジャズが到来した(ベニー・グッドマンがパロマー・ボールルームを沸かせた日(一九三五年)
ビリー・ホリデイとレスター・ヤングが初めて共演した日(一九三七年) ほか)
第4章 モダン・ジャズが幕開けした(チャーリー・パーカーがミントンズ・プレイハウスにやってきた日(一九四一年)
バードとディズが西海岸を席捲した日(一九四五年) ほか)
第5章 ジャズ多様化の時代へ突入(一九六〇年代~現在)
著者等紹介
鎌田善浩[カマタヨシヒロ]
1939年旅順生まれ。福岡県出身。早稲田大学理工学部応用物理学科卒業。中学時代よりジャズに親しみ、多くのジャズを見聞する傍ら、ジャズ史を研究している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。