内容説明
たった一人で闘った薬害裁判が浮き彫りにしたのは、故意に無視された副作用の危険性、添付文書に仕組まれた副作用隠蔽のからくり、製薬マネーと副作用に目を瞑る専門家たち、絶対禁忌の薬が難病患者の薬として販売されているという事実…。「患者のための創薬」は「利益追求の製薬ビジネス」に変貌していた。
目次
第1部 モンスターと化した製薬ビジネス(モンスターと化した製薬ビジネス;粗利益率77%という製薬会社の儲け;製薬マネー、副作用に目を瞑る医師たち ほか)
第2部 タダラフィル事件(泣こよか、ひっ飛べ;「アメリカのリリー本社で情報収集中!」;故意に無視された副作用の危険性 ほか)
第3部 製薬ビジネスの裏側(製薬ビジネスの裏側;ブロックバスターとユーザーフィー制度;コレステロールの薬のふしぎな、ふしぎなお話 ほか)
著者等紹介
井手節雄[イデセツオ]
昭和20年7月9日、旧志布志町生まれ。昭和59年9月、旧志布志町にて小児科医院開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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