内容説明
サビエルに布教の許可を与えた戦国大名・大内義隆。運命の出会いから5世紀、スペイン・ナバラ自治州と山口県が姉妹提携。2013年に世界遺産登録された地中海食と和食をめぐる大学間交流、日本に暮らすバスク人の若者の本音、バスクのバルやリオハワインを120%楽しむ方法など、スペイン北部の魅力を満載。
目次
第1部 いくつもの食文化・出会いと葛藤(サビエルは日本で何を食べたのか―大内氏時代の食材と宣教師の暮らし;サビエルのころのスペインの生活―多文化共存から排除へ)
第2部 美食世界一のバスクで暮らす(ようこそバスクへ!―姉妹都市やまぐちで暮らすバスク人の本音;食はバスクにあり)
第3部 「なつかしい未来」を求めて(サビエルの心をわが心として―ナバラ自治州の持続可能な暮らしへの挑戦;バスクのおもてなし―泊まり歩いてみた農家民宿の魅力)
第4部 交流から創造へ(日本とスペインの新たな交流へ向けて;バスク料理と和食の出会い)