内容説明
時空を超えて輝く足下の魅力―。何気ない鹿児島の足下を掘り下げると、思いもよらぬ発見がある。さあ、発見の旅を始めよう。
目次
第1章 “浮世絵”―歌川広重「六十余州名所図会」シリーズ「薩摩 坊ノ浦 雙劍石」とその周辺
第2章 “民俗”―うけん民俗散歩
第3章 “メルヘン”―川内からグリムのメルヘンを思う
第4章 “文学”―頭のなかの文学散歩
第5章 “教育”―鹿児島県における戦後教育改革の受容
第6章 “散歩”―五つの朝五時の散歩道
著者等紹介
古閑章[コガアキラ]
1956(昭和31)年3月、熊本県生。1980(昭和55)年3月、熊本大学大学院文学研究科修了。国立鹿児島工業高等専門学校助教授を経て、2003(平成15)年4月から鹿児島純心女子大学国際人間学部教授。2006(平成18)年10月、博士(文学)。2014(平成26)年4月から、鹿児島純心女子大学国際文化研究センター所長。専門、日本近代文学および鹿児島の近代文学。「読みの共振運動論」という文学理論。梶井基次郎・芥川龍之介・梅崎春生・海音寺潮五郎などに関する書き手論・作品論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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