出版社内容情報
「あ」は一人ぼっちでさびしそう。
だれか ともだち いないかな?
文字と文字の組み合わせで、言葉が生まれ、物語が生まれる。
その楽しさが、絵本になりました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
58
「あ」という平仮名一字からどんどん発想や言葉が広がっていく。それに乗せられて、楽しく読んだ。「あ」のゆるキャラっぽい感じが、ゆったりのんびりひらがな言葉の世界で遊ぶ雰囲気が良かった。谷川俊太郎さん、米寿になられてますますの活躍。2020/10/20
けんとまん1007
52
いやあ~、やられました。さすが、谷川俊太郎さんの言葉遊びの感性の素晴らしさ。「あ」って、五十音の最初。いろんな文字とつながることで、表情・景色がごろんと変わる。2020/10/11
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
51
「あ」を使った言葉合わせ。2文字の言葉だけでも、色んな発想が拡がっていく。まだまだ言葉はあるので、子供と一緒に考えるのも楽しそう。2020/12/17
ヒラP@ehon.gohon
33
「あ」という一文字に、もう一文字を加えると、次々といろんな言葉が出来てきます。 単純だけど、楽しくなる絵本(字本?)です。 「あ」の文字にいる小人さんがとても可愛いです。 紹介されている言葉以外にもいろいろとありますね。2020/10/24
anne@灯れ松明の火
31
遠い方の新着棚で。谷川さんらしい、ユニークな発想。それを広瀬弦さんが見事に絵本にしている。寂しがり屋の「あ」という文字がいろいろな文字とくっついて、新しい意味を持つ、新しい言葉になる。これも、言葉遊びと言うのだろうか。2020/09/20