感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kouhei Higuchi
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伝統の料理が消えていくのは惜しい。奄美では古来から自然と人が共存し、海の幸、山の幸を季節に応じて生かし、保存技術も伝わってきた。トラクターも、草刈り機も、船外機も、冷凍庫もない中でで工夫が生まれ命を保つ方法として伝わってきた。 奄美大島や徳之島は長寿の島である。その方たちが食べてきたものに現代の問題を考えるヒントがある。 地産地消、身土不二の考え方がこの本の中の基本的考え方として貫かれており、食料自給率が38%のこの国の食のあり方を考えさせられる。 人口減少、健康、観光、生物多様性をここから考えると良い。2025/08/10