内容説明
雄しべ・雌しべの出現時期や活性期がずれる雌雄異熟の現象を追究した異色の観察図鑑。自家受粉を避け、多様な遺伝子を取り込むべく展開される雄しべと雌しべのしたたかなドラマ。雄性期・雌性期の実相を明らかにし、花の新しい常識を今拓く。鹿児島県小・中・高等学校理科教育研究協議会推薦、鹿児島植物同好会推薦。241種掲載。
目次
おしろいばな科
あおい科
あかね科
あじさい科
あわぶき科
いぐさ科
ありのとうぐさ科
うこぎ科
うまのすずくさ科
おおばこ科〔ほか〕
著者等紹介
大工園認[ダイクゾノミトム]
1944(昭和19)鹿児島県枕崎市に生まれる。1967年(昭和42)鹿児島大学卒業後中学校教諭として赴任。途中、県立博物館や教育事務所等の勤務を挟み、科学館建設や黎明館建設準備等にも携わる。南種子中学校長や緑丘中学校長等を経て、2005年(平成17)谷山中学校校長を最後に定年退職、以来鹿児島情報高校に勤務。2014年(平成26)南日本新聞に「かごしま路傍300」を連載。2015年(平成27)同じく「続・かごしま路傍300」を連載。現在鹿児島情報高校教諭。鹿児島植物同好会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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