内容説明
奄美復帰運動の父、泉芳朗。その実像が、今甦る。戦後、米国軍政下に置かれた奄美群島。泉芳朗は、日本復帰運動の先頭に立った。本書は、泉芳朗の主要作品71編および詩論8編を網羅し、人間・泉芳朗を明らかにする。
目次
1(詩16編)
2(詩26編)
3(詩10編「オ天道サマハ逃ゲテユク」抄;詩10編「赭土にうたふ」抄;詩9編「光は濡れてゐる」抄)
4(詩論8編)
付録 「泉芳朗の人間と文学」
著者等紹介
泉芳朗[イズミホウロウ]
1905(明治38)年、徳之島面縄生まれ。鹿児島第二師範(現鹿児島大)卒。赤木名小、古仁屋小、面縄小勤務。1928年上京。小学校勤務の傍ら詩作に励む。1937年帰郷。伊仙小、神之嶺小勤務。1946年鹿児島県視学、1949年月刊誌「自由」社、1951年奄美大島日本復帰協議会議長、1952年名瀬市長、1959年詩集刊行のため上京、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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