内容説明
「奪われる子どもの時間」―深刻化するからだと心の疲れ。ケータイやゲーム、人との関わりが希薄な遊びに没頭、「だるさ」の低年齢化、さらに「競争・貧困」が…。小・中・高の子どもたち2235名へのアンケートは、鹿児島の子どもたちが直面している問題を浮き彫りに。
目次
第1部 みつめる―かごしまの子ども・子育て最前線(子どもたちの「今」、まずありのままを知ろう;親と子の生活・文化聞き取り調査;南さつま市における2地区の学校統廃合)
第2部 みとおす―子ども・子育て・教育の今を読み解く(子ども・青年の生きづらさに向き合う;子ども・青年が自立するとは;苦悩する教師 ほか)
第3部 つながる―子育て・教育に希望の風を(弱さを抱えた子どもの家庭支援;友との関わり合いで築く、「いのち」の学び;私たちの願い―子どもからおとなまで輝かせたいライフステージ)