内容説明
円空は修験僧であり、木食遊行者である。その生涯は遊行廻国・木食・作仏・作歌・窟篭もり・島渡り・加持祈祷・託宣等多面的だ。円空の実証的研究を痛感した著者は資料解読と現地踏査にかけること四十年。ここにあるべき真の円空研究の出発点となるべき画期的論考として結実した。
目次
1 窟聖円空
2 遊行聖円空
3 作仏聖円空
4 修験僧円空
5 円空の風景
6 円空の歌
7 円空と現代
著者等紹介
池田勇次[イケダユウジ]
1926年、岐阜県に生まれる。岐阜県郡上市美並町在住。1951~1986年迄、岐阜県下小中学校に勤務。一貫して郷土が生んだ円空の研究に実証的に取り組み、円空に関する多くの論文を発表。現在、郡上円空会常任理事、木地師学会常任理事等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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