- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 文化・民俗
- > 文化・民俗事情(日本)
内容説明
1609年、琉球侵略。以降400年現在に至るまで、奄美は琉球ではない大和でもない、と「二重に疎外」されてきた。その構造と克服への道を、各地で出自を隠すように生きてきた60万奄美同胞に提起する。同時に、国内植民地としての奄美の現実を広く明らかにする。
目次
第1章 二重の疎外―奄美は琉球ではない、大和でもない
第2章 黒糖収奪とは何か―空っぽなモノの絶対化と食糧自給力の収奪
第3章 なぜ、薩摩は奄美を直接支配したのか
第4章 近代化三幕―二重の疎外の顕在化と抵抗
第5章 日本人になる―二重の疎外からの脱出
第6章 奄美とは何か―秘する花のように
第7章 二重の疎外の克服へ
著者等紹介
喜山荘一[キヤマソウイチ]
1963年、与論島生まれ。東京工業大学工学部卒業。マーケター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- ばあちゃん、またね。