内容説明
この本のねらいは、仮名による奄美方言記述のための文字記号の共有にある。第1章では、奄美方言の概略と特徴を、第2章では、表記の仕方―カナ文字での書き方を述べた。第3章は、方言研究の手掛かりになるような項目(事例)である。第4章は、今までに発表をしたものに加筆訂正をしたもので、第5節だけは、新たに書き下した。
目次
第1章 奄美方言概要(方言の区分け;島口の特徴)
第2章 奄美方言記述の手立て(奄美方言の表記法;片仮名表記とローマ字表記の実際 ほか)
第3章 島口研究の視点(挨拶言葉;言葉と地方 ほか)
第4章 島口の研究編(古語の一考察―奄美の人称代名詞;ニシとは何か―北の考察 ほか)
著者等紹介
岡村隆博[オカムラタカヒロ]
S11/4/27、天城町浅間生まれ。岡前小・北中・大高・日大文学部通教課程卒。職歴:与路・龍南・天城・金久・犬田布・牛根・頴娃別府・古仁屋・伊仙(中)・定年後徳農高。研修:県教育研究所僻地教員入所研修・県総合教育センター長期研修・東大文学部言語学科国内留学・鹿児島県育英財団研究助成により「徳之島方言の総合的研究」・その他玉川大・佛教大・武蔵野音大・慶大・放送大大学院。免許:国語・社会・音楽・養護学校。現在、天城町写友会会長・天城町バレーボール連盟会長・天城町文化協会会長・天城町自衛隊父兄会会長・徳之島郷土研究会副会長・天城町川柳会講師・カラオケ教室講師・法政大学沖縄文化研究所研究協力員。天城町浅間老人会・天城町教友会・徳之島民謡研究会前会長・天城町成人読書グループ・天城町YYS(退職教員音楽グループ)・安陵(三〇)会・日大校友会・徳之島桜門会・日本語学会・奄美沖縄民間文芸学会・ニッコールクラブ会員。元:鹿教組28年天城町・伊仙町で文化部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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