金十丸、奄美の英雄伝説―戦火をくぐった疎開船の数奇な運命

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  • サイズ B6判/ページ数 383p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861240249
  • NDC分類 916
  • Cコード C0021

内容説明

米潜水艦の追撃をかわしつづけ、不沈船伝説を打ちたてた金十丸。戦後米軍政府に接収後も、教科書密輸事件、シージャック事件の主役となり、人びとの英雄であり続けた。もう一つの奄美、沖縄海上交通史。

目次

トカラの海の嘆き
遠泳の夢を奪った敵潜水艦
追われて逃げた、悪夢の航海
海底に眠る商船の墓標
徳之島の岬に立って祈る
不沈船伝説と名物船長
金十丸の誕生“秘話”
昔をしのぶ“道の島”の連絡船たち
アメリカ軍政府に接収されて
前代未聞の乗っ取り事件
晴れて奄美航路に戻る
夢まぼろしか、「金十丸の世紀」

著者等紹介

前橋松造[マエハシマツゾウ]
1931年奄美大島の名瀬市生まれ。鹿児島大学卒業後、南日本新聞社に入社。大島支社長、論説副委員長、取締役などを経て、1993年に退社。現在、鹿児島国際大学、鹿児島純心女子短期大学で非常勤講師。柳田国男の奄美での足跡を中心に研究
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感想・レビュー

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Hiroki Nishizumi

2
知らなかった歴史に触れられ、興味深く読めた。「わたしは春が嫌いです」という嘆きが理解出来た。駆逐艦のように頑丈なのもその出自からよく分かったし、最後は舟浮界隈で座礁したというのも気になる。2018/05/04

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