内容説明
この本で目指しているのは、小笠原のことが「もう少し知りたい」人のためのガイドブックだ。予想している読者は様々だが、初来島の観光客でも使えるように工夫した。目指したのは、「一航海で山のトレッキングも、シュノーケリングも、島の博物館的なスポットもまわりたい」という欲張りな人も使える本。
目次
第1部 歴史(小笠原の前史;小笠原諸島の先史時代の石器 ほか)
第2部 文化(小笠原における教育;小笠原の演奏芸術 ほか)
第3部 海の生物(海の哺乳類;ウミガメ ほか)
第4部 陸の生物(植物;鳥類 ほか)
付録
著者等紹介
ロング,ダニエル[ロング,ダニエル][Long,Daniel]
1963年、アメリカ合衆国テネシー州生まれ。大阪大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。大阪樟蔭女子大学助教授を経て、現在東京都立大学人文学部助教授。NPO法人小笠原自然文化研究所理事。現在は『小笠原ことばしゃべる辞典』を編集中。専門は社会言語学、言語接触論
稲葉慎[イナバマコト]
1967年、東京都生まれ。北海道大学大学院水産学専攻課博士後期課程中退。1997年から父島在住、小笠原海洋センター研究員(1997~2000年)を経て、現在NPO法人小笠原自然文化研究所研究員。専門は動物生態学、主として造礁サンゴ群集の構造と産卵生態、オガサワラオオコウモリの生態などの研究を担当
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