内容説明
本書では、勝ち負けを意味するＷＩＮやＬＯＳＥと言う言葉を使わずに、そしてＷＩＮ／ＷＩＮよりもさらに一歩進んだ考え方である『相互満足』を基本に、説得や交渉の方法を説明していく。これまでの説得・交渉のやり方は、相手の出方を見てこちらのアプローチの仕方を変えると言うものであった。『相互満足』でも同じように相手によってアプローチ法を変えることはあるが、それ以前のスタンスに重きを置く。すなわち、相手ではなく自分がどうであるかを重視する。目には目をと言う考え方ではなく、相手がどんなタイプであったとしても常にこちらは誠実であると言うスタンスである。
目次
１ 陰で泣いている人がいる『これまでの説得法』
２ 勝ち負け式の説得法はやめよう
３ これからは『相互満足』の説得
４ 説得に向いている性格とは何か？
５ こうすれば『相互満足』が得られる
６ 『相互満足』を実現しよう
７ どうして相手は納得したのか？
８ 業界共通相互満足事例
著者等紹介
山崎良二［ヤマサキリョウジ］
昭和３２年生まれ。大学卒業後、一部上場企業にて勤務。昭和６２年産業能率大学総合研究所に転職。普及部門・教材開発部門にて活躍。教材開発部門の課長、普及部門の拠点長を経て、現在、同大学、経営開発本部所属
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