内容説明
法に対して受け身であり続けた日本人は法を創造することを知らない。―欧米に比べ、著しく遅れた法改革を進め、抑圧的法の支配から脱出するためには、「刑事」より「民事」を、ハードローよりソフトローの重要性を認識しなければならない、と著者は説く。海外にも理解を広げるべく、英訳文も付した。
目次
第1章 理想としての「法システムの4段階ピラミッドモデル」
第2章 刑事裁判システムの改革
第3章 民事裁判の改革
第4章 行政規制(予防)
第5章 自主規律(自己統治)
第6章 社会国家における財政の課題
第7章 参政権と政党
第8章 3.11大震災の放射能被害
第9章 法の創造と法のイノベーター
著者等紹介
遠藤直哉[エンドウナオヤ]
1945年生まれ。フェアネス法律事務所代表弁護士。法学博士(中央大学)。米国法社会学会会員。麻布高校卒。東京大学法学部卒。ワシントン大学ロースクール大学院修士。第二東京弁護士会平成8年度副会長。法曹養成二弁センター委員長。桐蔭横浜法科大学院教授歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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