内容説明
憶えていますか。あのヒット曲「学生街の喫茶店」。注目の昭和20年代生まれにとって、恋愛とは、ロマンとは、成熟とは…。懐かしいラブソングの生い立ちと同世代の赤裸々なアンケートをもとに綴られた、新形式ノンフィクション。世代必読の一冊です。
目次
第1章 “あの頃”を追いかける。(新しい音楽、若い原宿。;ああ、フォークカーニバル。;学生街の喫茶店;ガロの物語。;大ヒットは突然に。;哀愁のトーキョー。)
第2章 歌が教えてくれる。(男より女のほうが。;分解の世代。;ジョニイが勝った;アンチ・ヤング。;愛があるから、だいじょぶ?)
第3章 ダンスをふたたび。(この先、二人は。;バツイチの力。;「惚れた」の味わい;愛は終わる。;男はお金、女は勇気。;おとなの橋。)
第4章 学生街の喫茶店はどこに。(それぞれの貞潔。;いつまでか、どこまでか。;ロマン的世界;ノルウェイの森、青い鳥。)
最終章 あとがきにかえて(若さゆえ;あのまなざし)
著者等紹介
里木陽市[サトキヨウイチ]
クリエーティブ・ディレクター。1949年、静岡県生まれ。慶應義塾大学卒。04年に(株)電通を早期退職。桜美林大学非常勤講師。古舘プロジェクトの社外ブレーン。(株)ブレイン・コミュニケーションズ所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。