内容説明
「帰って来たヨッパライ」誕生秘話、突然のグループ解散、精神科医への道…戦後の音楽シーンを変えたとまでいわれたフォークル活動の出発から、その後の旅。還暦を過ぎた今、きたやまおさむが語る「あの時、あの歌」。
目次
第1章 音楽の記憶(進駐軍体験;ザ・ビートルズの時代 ほか)
第2章 旅と歌(芸能体験;旅を歌う音楽 ほか)
第3章 精神科医としての言葉(なりたいものをみつける;ヒーローがいない時代 ほか)
第4章 いま、そしてこれから(新しい時代の予感;医者と作詞家の狭間 ほか)
収録曲解説
収録曲歌詞
Biography
著者等紹介
前田祥丈[マエダヨシタケ]
1948年生まれ。73年、風都市に参加。音楽スタッフを経て、編集者・ライター・インタビュアーとなる。音楽専門誌をはじめ、一般誌、単行本など、さまざまな出版物の制作・執筆を手がけている。編集企画事務所、(株)エンサイクロメディア代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hiroki
3
文京区立図書館 人生、どこに曲がり角があるかなんて分からない。1966年の千葉大医学部腸チフス事件が無ければフォーククルセダーズは存在しなかった。全共闘世代が何を残したかと言えば、音楽だけで、政治や経済は何一つ変わらなかった(反体制を叫んだ奴らが就職を前にすると嬉々として体制の歯車になっていったのだから)。プロセスに軸足を置くか、結果が全てと割り切るか…プロセス派は博打うちのようで明暗は両極だし、結果派は大失敗もないが大成功もない。きたやま氏は夕鶴の続編を書くのだと言っている。永遠に終わらぬ作業として。2025/06/11
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